大牟田市議会 > 2009-02-19 >
02月19日-01号

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  1. 大牟田市議会 2009-02-19
    02月19日-01号


    取得元: 大牟田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    平成21年 2月 定例会(第453号)          平成20年度大牟田市議会第4回定例会会議録            平 成 21 年 2 月 19 日        平成20年度大牟田市議会第4回定例会議事日程(第1号)              平成21年2月19日              午後1時30分 開会日程第1 会期の決定日程第2 会議録署名議員指名日程第3 議員派遣報告日程第4 議案第65号~第74号上程(10件) 議案第65号 平成20年度大牟田一般会計補正予算  同 第66号 平成20年度大牟田国民健康保険特別会計補正予算  同 第67号 平成20年度大牟田土地区画整理事業特別会計補正予算  同 第68号 平成20年度大牟田住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算  同 第69号 平成20年度大牟田介護保険特別会計補正予算  同 第70号 平成20年度大牟田後期高齢者医療特別会計補正予算  同 第71号 平成20年度大牟田水道事業会計補正予算  同 第72号 平成20年度大牟田公共下水道事業会計補正予算  同 第73号 大牟田学童保育所条例の一部を改正する条例の制定について  同 第74号 大牟田介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について(提案理由説明)日程第5 3特別委員長中間報告について(報告)本日の会議に付した事件(議事日程のとおり)出席議員名 1番  古 庄 和 秀 議員 2番  大 橋 克 己 議員 3番  平 山 光 子 議員 4番  高 口 講 治 議員 5番  橋 積 和 雄 議員 6番  田 島 哲 也 議員 7番  大 野 哲 也 議員 8番  今 村 智津子 議員 9番  境   公 司 議員 10番  光 田   茂 議員 11番  徳 永 春 男 議員 12番  入 江 裕二郎 議員 13番  寺 島 道 夫 議員 14番  湯 村 敏 則 議員 15番  松 尾 哲 也 議員 16番  小 野   晃 議員 17番  北 岡 恭 子 議員 18番  森     遵 議員 19番  平 山 伸 二 議員 20番  三 宅 智加子 議員 21番  山 口 雅 弘 議員 22番  西 山 照 清 議員 23番  金 子 恵美子 議員 24番  塚 本 二 作 議員 25番  猿 渡 軍 紀 議員 26番  吉 田 康 孝 議員 27番  塚 本 岩 夫 議員 28番  城 後 正 徳 議員欠席議員名 な     し説明のため出席した者 古 賀 道 雄  市   長 木 下 勝 弘  副 市 長 山 本 和 雄  会計管理者企画総務部 中 尾 昌 弘  部長 月 足 康 博  契約検査室長 堤   隆 明  調整監 井 田 啓 之  副参与 松 崎 伸 一  総合政策課長 森   智 彦  財政課長 岡 田 和 彦  人事課長市民部 豊 武 数 実  部長産業経済部 井 形 陽 一  部長 村 上 義 弘  産業振興担当部長都市整備部 井 手   保  部長環境部 本 村 知 義  部長保健福祉部 平 塚 充 昭  部長市立総合病院 島 内 英 臣  事務局長消防本部 柿 原 達 也  消防長消防署長) 境   眞士夫  調 整 監企業局 西 山 安 昭  企業管理者 雪 野 泰 司  局   長教育委員会 宮 田 忠 雄  教育長 石 橋   保  教育部長事務局職員出席者 松 田 雅 廣  局   長 城 戸 智 規  次   長 内 山 勝 司  主   査 有 田 宗 玄  書   記 戸 上 和 弘    同 大 渕 教 至    同 古 賀 清 隆    同午後1時30分 開会 ○議長(寺島道夫)  定足数に達しておりますので、これより平成20年度市議会第4回定例会を開会いたします。 本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。御了承願います。 直ちに議事に入ります。午後1時30分 開議 △日程第1 会期の決定 ○議長(寺島道夫)  日程第1、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期につきましては、議会運営委員会の御決定どおり、本日から3月24日までの34日間と定めたいと存じますが、御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺島道夫)  御異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 つきましては、その間の議事運営は、お手元に印刷配付会期日程表のとおり、取り運びたいと存じますので御協力をお願いいたします。          平成20年度大牟田市議会第4回定例会会期日程┌────┬─┬────────┬────────┬─────────────────┐│ 月 日│曜│  本 会 議  │  委 員 会  │     摘     要     │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    │ │        │        │〇会期の決定           ││  2.19│木│開 会(13:30) │        │〇会議録署名議員の指名      ││    │ │        │        │〇提案理由説明補正関係)    ││    │ │        │        │〇特別委員長中間報告      │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   20│金│休 会     │        │〇議案熟読            │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   21│土│休 会     │        │〇休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   22│日│休 会     │        │○休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   23│月│休 会     │        │〇議案熟読            │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   24│火│開 議(10:00) │        │〇質疑・質問           ││    │ │        │        │〇常任委員会付託         │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   25│水│休 会     │開 議(10:00) │〇常任委員会審査         │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   26│木│休 会     │        │〇報告書起草           │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    │ │        │        │〇議会運営委員会         ││   27│金│開 議(13:30) │        │〇常任委員長報告・採決      ││    │ │        │        │〇提案理由説明(21年度関係)   │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   28│土│休 会     │        │○休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   3.1│日│休 会     │        │○休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    2│月│休 会     │        │〇議案熟読            │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    3│火│休 会     │        │〇議案熟読            │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    4│水│休 会     │        │〇議案熟読            │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    5│木│休 会     │        │〇議案熟読            ││    │ │        │        │〇請願提出期限          │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    6│金│開 議(10:00) │        │〇質疑・質問           │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    7│土│休 会     │        │〇休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    8│日│休 会     │        │○休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    9│月│開 議(10:00) │        │〇質疑・質問           ││    │ │        │        │〇調整委員会―請願        │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   10│火│開 議(10:00) │        │〇質疑・質問           │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   11│水│開 議(10:00) │        │〇質疑・質問           ││    │ │        │        │〇予算特別委員会設置付託    │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   12│木│休 会     │開 議(10:00) │〇予算特別委員会審査       │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   13│金│休 会     │開 議(10:00) │〇予算特別委員会審査       │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   14│土│休 会     │        │〇休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   15│日│休 会     │        │○休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   16│月│休 会     │開 議(10:00) │〇予算特別委員会審査       ││    │ │        │        │〇意見書案等提出期限       │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   17│火│休 会     │開 議(10:00) │〇予算特別委員会審査       ││    │ │        │        │〇議員派遣申出書提出期限     │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   18│水│休 会     │開 議(10:00) │〇予算特別委員会審査       ││    │ │        │        │〇調整委員会意見書案等     │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   19│木│休 会     │開 議(10:00) │〇予算特別委員会審査       │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   20│金│休 会     │        │〇休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   21│土│休 会     │        │○休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   22│日│休 会     │        │○休 日             │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│   23│月│休 会     │        │〇報告書起草           │├────┼─┼────────┼────────┼─────────────────┤│    │ │        │        │〇起草委員会           ││   24│火│開 議(13:30) │        │〇議会運営委員会         ││    │ │        │        │〇予算特別委員長報告採決    ││    │ │        │        │〇常任委員会議会運営委員会調査 ││    │ │        │        │ 事項付託            ││    │ │        │        │〇議会報編集委員会(閉会後)   │└────┴─┴────────┴────────┴─────────────────┘ △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(寺島道夫)  次に日程第2、本定例会会議録署名議員を指名いたします。          10番 光 田   茂 議員          18番 森     遵 議員 以上の両議員を指名いたします。 △日程第3 議員派遣報告 ○議長(寺島道夫) 次に日程第3、議員派遣報告を議題といたします。 お手元に印刷配付議員派遣報告一覧表のとおり、議長において決定し、議員を派遣いたしましたので、御報告申し上げます。               議員派遣報告一覧表       (大牟田市議会会議規則第99条第1項ただし書きの適用による派遣)┌──────────┬────────────────┬───────┬──────┐│派遣議員会派名等 │     目   的      │  場 所  │  期 間  │├──────────┼────────────────┼───────┼──────┤│          │                │       │      ││ 西山照清議員   │                │総務省    │平成21年  ││ 塚本岩夫議員   │特別交付税陳情         │衆議院議員会館│2月2日~ ││ 入江裕二郎議員  │                │       │  3日  ││          │                │       │      │└──────────┴────────────────┴───────┴──────┘ △日程第4 議案第65号~第74号上程(10件) ○議長(寺島道夫)  次に日程第4、議案第65号平成20年度大牟田一般会計補正予算から同第74号大牟田介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定についてまでの10件を一括議題として、市長から提案理由の説明を求めます。古賀市長。〔古賀道雄市長 登壇〕 ◎市長(古賀道雄)  本日、平成20年度市議会第4回定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、公私とも御多用の中御出席いただき、厚く御礼申し上げます。 ただいま説明を求められました提出議案の概要について御説明いたします。 この議会に提出いたしました議案は10件でありますが、その内訳は、予算議案8件及び条例議案2件であります。 まず、平成20年度の予算議案について御説明いたします。 今回の補正につきましては、国の2次補正予算に関連するもののほか、各会計について決算見込みに基づきまして調整いたしております。また、職員の給与費につきましては、各費目において増減を行いますとともに、退職手当につきましても20年度の退職予定者等に合わせ、計上いたしております。 まず、一般会計につきまして、主なものについて御説明いたします。 国の2次補正予算に関連するものといたしまして、総務費及び民生費におきましては、それぞれ定額給付金及び子育て応援特別手当の支給に係る経費を計上いたしております。また、地域活性化を目的としたインフラ整備等を図るため、地域活性化生活対策交付金が交付される予定でありますことから、この財源を活用し、市役所本庁舎防災拠点としての機能維持労働福祉会館の改修、大気汚染の監視に必要な機器類の更新、イノシシ被害防止対策道路台帳等管理システムの導入、消防の緊急車両の整備、大牟田文化会館の改修など、臨時的に取り組むべきものや前倒しして実施するもの等に係る経費を計上いたしております。なお、国の2次補正予算の成立がおくれましたことから、この前倒しして実施する事業につきまして、21年度当初予算に二重に計上いたしているものがあります。 このような国の2次補正予算に関連するもののほか、民生費におきましては、グループホーム等小規模福祉施設にスプリンクラーの設置が義務づけられましたことから、国の交付金を活用し、施設の防火設備の整備に対して補助を行うことといたし、所要の経費を計上いたしております。 土木費におきましては、手鎌野間川河川改良事業につきまして、国のまちづくり交付金を活用した事業を実施するため、当該交付金の申請に係る資料の作成に要する経費を計上いたしております。 教育費におきましては、国の1次補正予算による安全・安心な学校づくり交付金の内示を得ましたことから、小学校1校及び中学校2校の校舎の耐震化に係る工事を前倒しして実施することといたし、所要の経費を計上いたしておりますほか、三池炭鉱宮原坑跡世界遺産暫定リストに入りましたことから、世界遺産の登録に向けた市民への啓発活動等に取り組むための経費を計上いたしております。 以上のほか、指定寄附といたしまして、東麻美子バレエスタジオから2万3,430円を、つばめ会から1万円を、九州電力株式会社大牟田電力所から6万4,000円を、匿名希望の方から1万円を福祉振興基金に、大牟田少年少女サマーライフ実行委員会から25万6,973円を青少年健全育成基金に、動物園サポーター制度に御賛同いただいた多くの市民・団体等の方々から83万7,000円を、匿名希望の方から1万円を、同じく匿名希望の方から2万円を動物園ゆめ基金に、それぞれ御寄附いただいておりますので、その御厚意におこたえするものであります。また、ふるさと納税につきましては、8件、51万円の御寄附をいただいております。 以上、補正の概要について御説明いたしましたが、この結果、補正額は28億2,256万8,000円の追加となり、補正後の一般会計予算は548億582万1,000円となります。 なお、財源につきましては、使用料及び手数料、国庫支出金県支出金財産収入寄附金、繰入金、諸収入並びに市債の増減を行っております。 継続費につきましては、新地町改良住宅建設事業(Ⅱ期)について総額及び年割額の補正を行うものであります。 債務負担行為につきましては、損害賠償請求に関する裁判に係る弁護成功謝金について設定するものであります。 地方債につきましては、対象事業費の変更及び追加に合わせて補正を行うものであります。 繰越明許費につきましては、国の2次補正予算に関連するもの及び年度内に完了しないことが見込まれます事業、20件について設定するものであります。 次に、各特別会計の補正につきましては、いずれも決算見込みで調整いたしておりますほか、介護保険会計については、介護報酬の改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するため、国からの交付金を原資に介護従事者処遇改善臨時特例基金を設置することといたしております。また、水道事業会計及び公共下水道事業会計については、19年度において高金利時代に借り入れた地方債の繰り上げ償還が認められ、銀行等の低利な資金への借りかえを行いましたことから、企業債支払利息について減額を行うものであります。 以上が20年度の予算議案の概要であります。 続きまして、条例議案について御説明いたします。 学童保育所条例の一部改正につきましては、学童保育所入所対象児童を見直すものであります。 介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定につきましては、介護従事者処遇改善を図るために行われる介護報酬の改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するため、さきに御説明いたしました介護従事者処遇改善臨時特例基金を設置するものであります。 以上が提出議案の概要であります。 何とぞ、御審議の上、御協賛くださいますようお願い申し上げます。 △日程第5 3特別委員長中間報告について ○議長(寺島道夫)  最後に日程第5、3特別委員長中間報告についてを議題といたします。 3特別委員長から特別委員会の本年度の活動状況について中間報告をしたい旨、それぞれ申し出があっておりますので、この際、各特別委員長の報告を求めます。 最初に、松尾哲也港湾交通整備促進特別委員長。〔松尾哲也港湾交通整備促進特別委員長 登壇〕 ◆港湾・交通整備促進特別委員長松尾哲也)  港湾・交通整備促進特別委員会の本年度の活動状況等について、要約して御報告申し上げます。 本特別委員会は、各事業の経過や今後の取り組み等の報告を受け、議論を交わしながら、慎重に審査・調査を行っております。 まず、三池港の整備について申し上げます。 明治41年に石炭の積み出し港として開港し、日本の近代化や戦後の産業・経済を支えてきた重要港湾三池港は、中部有明地域の産業・物流の拠点として位置づけられており、近年の輸送手段高度化輸送船舶大型化に対応した整備を行い、産業基盤の強化及び親水空間の形成により、地域活性化及び経済の発展を図ることを目的に整備促進を行うものであります。 現在、国土交通省直轄事業による三池港内港北地区航路浚渫事業が進む中、福岡県事業である小型船だまり、7番埠頭及び各臨港道路等の整備が進められており、新たな物流拠点として機能の充実及び着実な事業の進捗が望まれております。 平成18年4月には、韓国、釜山港とを結ぶ外貿コンテナ定期航路が就航し、東アジアに近接した国際港湾としての利用促進を図るため、三池貿易振興会やマイポートみいけ利用促進協議会との連携により、コンテナ定期航路の維持・拡大に向けたポートセールスに努められております。 また昨年は、開港100周年を迎え、歴史や先人の偉業を振り返り、港から始まる新たなまちづくりの契機とするため、さまざまな記念事業が開催され、各種イベントは15万人を超える来場者でにぎわいました。これらを通じて、今後の港のにぎわい創出だけではなく、本市のさらなる飛躍にまでつながっていくことが期待されております。 委員会では、三池港開港100周年記念事業の周知について、事業期間、事業概要及びリーフレット、ポスター配付予定先等の説明を受け、インターネットによる周知の方法について論議が交わされました。また、三池港のポートセールス活動状況について、同活動の総括及び定期航路関係等の説明を受け、多目的クレーンの稼働能力及びコンテナヤード拡張の必要性について論議が交わされました。 次に、有明海沿岸道路建設について申し上げます。 有明海沿岸道路は、三池港・佐賀空港などの広域拠点及び本市・みやま市・柳川市・大川市などの有明海沿岸の都市群を連結することにより、地域間の連携強化・交流促進を図るとともに、一般国道208号等の交通混雑緩和と交通安全の確保を目的として計画された地域高規格道路であります。 大牟田インターチェンジから高田インターチェンジまでの約9.8キロメートル区間、及び大和南インターチェンジから大川中央インターチェンジまでの約12.0キロメートル区間が平成20年3月29日に部分開通し、同年9月8日には健老インターチェンジが供用開始となっております。 また、橋脚に沈下が生じ供用開始がおくれていた矢部川大橋を含む高田インターチェンジから大和南インターチェンジまでの約2.0キロメートル区間については、本年3月14日の供用に向け、現在、工事が進められております。 さらに、三池港インターチェンジから大牟田インターチェンジまでの約1.9キロメートル区間については、平成20年8月9日、起工式が行われ、平成23年度の供用を目標に、岬町・西港町地区において、諏訪公園橋、諏訪川橋梁及び盛り土の工事が進められております。 委員会では、矢部川橋梁区間及び三池港インターチェンジから大牟田インターチェンジまでの区間の工事の進捗状況の説明を受けました。 次に、立体交差について申し上げます。 都市計画道路長溝線については、長溝踏切遮断による交通渋滞が著しいことから、通行の安全性確保及び中心市街地へのアクセス機能確保のため、立体交差事業を行うものであります。 工事延長は697メートル、幅員は20から27メートル、事業期間は平成11年度から22年度であります。平成10年にはオーバーパスからアンダーパスへ都市計画変更がなされております。 現在、平成17年度から着手しております鉄道アンダー部の推進工事が進められており、平成22年度の全線完成を目指し事業推進が図られております。 最後に、新幹線の整備について申し上げます。 九州新幹線鹿児島ルートは、九州の一体的浮揚・発展を図る上で不可欠な交通基盤であり、本市及び福岡県南地域の振興・発展に大きな役割を果たすことが期待されています。 平成16年3月には、新八代から鹿児島中央までの約127.6キロメートル区間が開業、同年12月には政府・与党整備新幹線検討委員会において、博多から新八代までの約121.1キロメートル区間を2年前倒しし、平成22年度末の完成を目指すことが正式決定されており、博多から鹿児島中央間において、現行の最速約2時間10分が約1時間20分で結ばれることになります。 本市区間は、明かり区間が約3.1キロメートル、トンネル区間が約3.8キロメートルの約6.9キロメートルであります。明かり区間においては、新大牟田駅舎建築、高架橋、レール敷設、電気設備等の工事が、また、三池トンネルにおいては、レール敷設、電気設備等の工事が施工中であります。 また、新大牟田駅周辺整備につきましては、本市の新しい玄関口として、本駅を中心とした公共交通結節点にふさわしい機能的な空間づくりを行うため、既成市街地、さらには、近隣市町とのアクセス機能の向上や田園環境との調和等を図りながら、健全な土地利用の創出を図るとともに、幹線道路や駅前広場等の公共施設の整備を行うものであります。 施工面積は約8.7ヘクタール、施工期間は平成19年度から24年度までであります。九州新幹線鹿児島ルートの全線開業が平成23年春の予定であることから、現在、アクセス道路、駅前広場、駐車場等の駅関連施設等について、優先的に整備が進められております。 以上、本特別委員会の今年度の活動状況等を要約して申し上げましたが、米国発の世界的金融危機による景気の減速が本市の地域経済に波及する中、いずれのプロジェクトも地域振興・景気浮揚の核として重要かつ必要不可欠な都市基盤整備であり、多様で広域的な交通ネットワークの形成ということだけではなく、本地域で取り組まれているさまざまな事業との連携による相乗効果が期待されることから、早期の完成、整備促進が待ち望まれます。 本特別委員会といたしましては、引き続き国・県の強力な支援を受けながら、これらのプロジェクトの整備促進に積極的に取り組む所存でありますので、今後とも議員各位及び関係各位のなお一層の御指導と御協力をお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(寺島道夫)  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺島道夫)  質疑なしと認めます。 次に、平山伸二新産業創造・閉山対策促進特別委員長。〔平山伸二新産業創造・閉山対策促進特別委員長 登壇〕 ◆新産業創造・閉山対策促進特別委員長(平山伸二)  新産業創造・閉山対策促進特別委員会の本年度の活動状況について、要約して御報告いたします。 本特別委員会はこれまで6回にわたり慎重に審査・調査を行っております。 それでは、開催の順を追って御報告申し上げます。 まず、4月22日の第1回委員会では、大牟田市環境技術研究センターにおける株式会社京都技研の入居の決定についての報告を受け、同センターの分析室の状況について論議が交わされました。 そのほか、三井鉱山株式会社から引き取り申し出のあった土地の取り扱いについて、その経過や検討協議会の最終方針等の説明及び平成19年度人材確保推進事業として大牟田地域企業合同面談会と高校生のための就職ガイダンスを実施した旨の説明を受けました。 次に、6月3日の第2回委員会では、企業立地等動向についてとして、大牟田エコタウンにおける有限会社萬葉の事業用地拡張について説明を受け、大牟田エコタウンにおける企業立地区画の賃貸による利用について論議が交わされました。その中で、環境リサイクル産業団地については、すべての区画が賃貸で利用できるよう鋭意検討されたいとの意見・要望が述べられました。 また、財団法人福岡県産炭地域振興センター基金について、平成19年度の産炭地域活性化基金及び産炭地域新産業創造等基金の助成事業実績の説明を受け、新産業創造等基金の残金の活用に係る決定機関について論議が交わされました。 そのほか、大牟田市環境技術研究センターにおける株式会社有明ねっとこむの入居の決定について報告を受けました。 次に、7月10日の第3回委員会では、企業立地等動向についてとして、関東化学株式会社大牟田工場の増設計画について説明を受けました。 また、大牟田テクノパークに進出しているオタライト株式会社及びYOCASOL株式会社を現地視察しました。 次に、8月28日の第4回委員会では、大牟田リサイクル発電事業について、大牟田RDF貯蔵槽安全対策の有効性実機検証試験評価委員会報告書がまとめられた旨の報告を受け、検証手法について論議が交わされました。その中で、実機検証試験結果の詳しい資料についても積極的に公開されたいとの意見・要望が述べられました。 そのほか、企業立地動向等についてとして、株式会社ヤマサキの大牟田エコタウンへの進出と九州電力株式会社による港発電所跡地でのメガソーラー開発についての説明を受け、また、大牟田エコタウンプランの変更については、平成20年7月31日付で経済産業省及び環境省より承認された旨の説明を受けました。 次に、12月5日の第5回委員会では、大牟田リサイクル発電事業について、今後の経営安定化策、改訂長期事業計画案等の説明を受け、RDF搬入量、売電単価、灰処理費用の今後の見通し、売電単価と灰処理費用の契約状況、本事業終了後のごみ処理形態及び黒字を見込んでの処理委託料の値下げの可能性について論議が交わされました。 その中で、 ①同事業については、変動要因が多くあることから計画どおり運営できるよう日ごろから努力されたい。 ②本事業終了後のごみ処理のあり方については、各参加自治体の状況も踏まえ、なるべく早い時期に検討されたいとの意見・要望が述べられました。 そのほか、企業立地動向等についてとして、大牟田第1スタートアップセンターC-1棟における株式会社アルムの入居の決定、株式会社ジャパンルックの自己破産申請及びレアメタル回収のモデル事業として、本市において使用済み小型家電の回収モデル事業に着手する予定である旨の説明を受けました。 次に、2月12日の第6回委員会では、1月18日より福岡県と共同で使用済み小型家電回収モデル事業を開始した旨の報告を受け、同事業が新しい産業の創出につながるよう鋭意努力されたいとの意見・要望が述べられました。 また、三井金属鉱業株式会社が経営の合理化により、本市において約700名の人員削減を行う旨、及び大宝九州株式会社が経営再建のため、大牟田工場を休止する旨の報告を受け、社員寮や借り上げ住宅に住む三井金属鉱業株式会社の従業員数、国の緊急雇用対策に対する自治体としての取り組み、誘致企業及び市内の中小企業の現状について論議が交わされました。 その中で、 ①失業者が路頭に迷わないよう、企業に協力を求めながら対処されたい。 ②国の緊急雇用対策等の予算の使い方については、きちんと失業者のためになるよう全庁を挙げて検討されたい。 ③誘致企業に事業展開等の変更が生じた場合は、早急に報告されたいとの意見・要望が述べられました。 そのほか、平成20年度大牟田地域企業合同面談会を1月18日に実施した旨の報告を受けました。 以上、本特別委員会活動状況について要約して申し上げましたが、今般の世界的な金融不安等による景気の悪化を背景に、地域経済が後退の一途をたどっている中、本市は、環境リサイクル関連産業を中心に特色ある企業の創出及び地域産業の振興に努め、雇用の創出や人材確保事業を進めております。 本特別委員会といたしましては、国の経済対策及び雇用対策の動向等も注視しつつ、新規事業を展開しようとする企業を育成し、将来性、技術力、雇用効果の観点から、石炭産業にかわる新産業の創出とともに、企業誘致等による雇用の実現を図り、本市の活性化に向け鋭意取り組んでいく所存であります。 今後とも、議員各位並びに関係各位のなお一層の御指導、御協力をお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(寺島道夫)  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺島道夫)  質疑なしと認めます。 最後に、塚本二作行財政改革特別委員長。〔塚本二作行財政改革特別委員長 登壇〕
    ◆行財政改革特別委員長(塚本二作)  本年度の行財政改革特別委員会は、本市の行財政改革の進捗状況などについて活発な論議を行うとともに、慎重に審査を行っております。 詳細な内容については、会議録に譲ることとして、本特別委員会活動状況を要約して御報告いたします。 まず、10月9日の委員会では、当局より大牟田市集中改革プラン(2006~2010)の進捗状況について説明を受け、市民生活や市民サービスへの影響と今後の改善点、各取り組み項目に関する内容及び評価の基準などについて論議が交わされました。 その中で、 ①集中改革プランについては、財政的に効果を上げているが、市民生活等への影響も考慮して取り組まれたい。 また、市民側からの評価もあわせた上で総合的に評価されたい。 ②入札・契約制度の改善については、良質な公共事業の確保とともに、企業の経営を守り、労働者の待遇改善を図るといった観点から、公契約条例の制定に向け努力されたい。 ③保育所への嘱託員の導入に当たっては、保育の質が保てる環境づくりに意を払われたい。 ④まちづくり市民懇談会の推進については、市政情報の共有化や市民の声を行政運営に生かすことを目標とし、その進捗状況を報告すべきではないか。 また、テーマについては、市民要望が強いものやタイムリーな情報といったものを選定すべきではないか。 さらに、市民との意見交換の時間については、市民から短いという声も聞かれることから、十分とれるよう配慮されたい。 ⑤さらなる民間委託の推進に当たっては、配置転換の対象となる職員の意向が反映されるような人事システムの構築を今後とも研究されたい。 ⑥株式会社花ぷらすの評価については、集中改革という大なたを振るう観点から見て、目標が達成されたというA評価は到底納得できない。 ⑦集中改革プランの取り組みについては、本市の将来を見据えて優先順位をつけながら取り組まれたい。 ⑧指定管理者制度の導入については、効果が出ている施設も多くあることから、それらの総括を行い、今後の取り組みに生かされたい。 ⑨さわやかアップ運動については、市役所の印象ががらりと変わるぐらいの気概を持って取り組まれたい。 ⑩人事評価制度については、職員のやる気・やりがいを引き出すとともに、すべての職員にその趣旨が理解されるよう鋭意努力されたいとの意見・要望が述べられました。 最後に、2月9日の委員会では、当局より行政評価の平成20年度の評価結果について説明を受け、1次評価と最終的な評価の差とその対応、外部評価委員の事業に対する認識及び外部評価委員会の提言や指摘の活用などについて論議が交わされました。 その中で、 ①最終的な評価については、1次評価と大きな差が生じると職員のモチベーションの低下につながることもあると思われることから、相互の十分な意見・調整を行った上で決定されたい。 また、外部評価委員会に対しては、しっかりとした対象事業のプレゼンテーションに努められたい。 ②外部評価委員会からの評価コメントへの対応については、事柄によってはスピード感を持って取り組まれたい。 ③施策評価についてもさらに充実が図られるよう、鋭意努力されたいとの意見・要望が述べられました。 以上、今年度の活動状況を要約して申し上げましたが、本市の財政は、19年度決算においては、平成13年度以来、7年連続の赤字決算が続いており、26年ぶりに実質収支が10億円を超える赤字となりました。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、19年度決算から公表が義務づけられた財政の健全化判断比率では、財政の早期健全化や財政再生のための計画を定めることとなる早期健全化基準及び財政再生基準を上回らなかったものの、本市を取り巻く状況は、国の三位一体の改革による地方交付税の削減を初めとする歳入環境の悪化や金融危機による実体経済への影響などで、より一層厳しさを増してきております。 今後、一層の自己決定・自己責任による行政運営が求められていく中で、住民サービスを展開し、将来のまちづくりに向けた投資を行う体力を培うには、財政構造の抜本的な改革を進めて行財政の健全化を早期に実現させなければなりません。 本特別委員会といたしましては、この難局を行政や市民と一体となって打開すべく、行財政改革に積極的に取り組んでいく所存でありますので、今後とも議員各位並びに関係各位のなお一層の御協力と御支援をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長(寺島道夫)  ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺島道夫)  質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 以上で、本日予定された議事を終わりましたので、本日はこれにて散会したいと存じますが、御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(寺島道夫) 御異議なしと認めます。 つきましては、次の本会議は2月24日午前10時から開き、質疑質問を行うことになっておりますので、御承知おき願います。 それでは、本日はこれをもって散会いたします。                            午後2時04分 散会...